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サメダンからシュクオール行きの列車に乗り換えると、いよいよ本格的な山岳地帯に入ります。いくつものトンネルや、見下ろすのが怖いくらいの鉄道橋を越え、列車は静かにエンガディンの谷の小さな村、グアルダに到着しました。 おとぎ話に出てくるお家のような、小さくてかわいらしい駅。窓辺には花が飾られ、スグラフィットの「GUARDA」の文字がまたかわいらしい。 駅には鮮やかなやまぶき色のポストバスが待っていました。運転手と顔なじみの村のおじさんと数人の観光客を乗せて、バスは山道を登っていきます。あたりは一面の緑で、ハイキングを楽しむ人の姿も見えます。そして10分足らずで村のバス停に到着。 そこはまるで中世のおとぎの国。夢の中にいるようでした。家々の壁にはそれぞれに違う絵や文字が描かれ、窓には赤やピンクの花々が飾られています。石畳の小道。ゆっくりと歩いて行く猫。時間が止まっているかのようです。村から見える景色は大パノラマ。山々が広がり、水色の空がどこまでも続いています。グアルダの町は、そのままで一枚の美しい絵のようでした。 エンガディンの谷は、慌ただしい日々の生活を忘れさせてくれる素敵な時間をプレゼントしてくれました。 聡・牧 宿泊:HOTEL MEISSER GUARDA |
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